国宝・重要文化財(美術品)
 主情報
名称 黒織部茶碗(冬枯)
ふりがな くろおりべちゃわん(ふゆがれ)


黒織部茶碗(冬枯)
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 桃山時代
年代
西暦
作者
寸法・重量 高9.5 口径10.5 高台径5.3(㎝)
品質・形状 素地が黄白色陶胎をなす筒形の茶碗で、轆轤成形の後、ゆるやかに歪ませている。口辺にはおだやかな起伏をつけ、口縁を厚手に作り直下に箆目を一条巡らしている。胴には太い轆轤目が…
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項 …岡谷家-徳川黎明会 付属品:桐箱
指定番号(登録番号) 02591
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1999.06.07(平成11.06.07)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 愛知県
所在地 徳川美術館 愛知県名古屋市東区徳川町1017
保管施設の名称 徳川美術館
所有者名 公益財団法人徳川黎明会
管理団体・管理責任者名


黒織部茶碗(冬枯)
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解説文:
黒織部は美濃焼のなかで桃山茶陶を代表する織部に含まれる焼物であり、茶碗や茶入などを焼造し、特に茶碗に優品を多く残している。焼成が完了した時点で製品を窯の外に引き出して急冷させ鉄釉を漆黒色に発色させ黒釉とする焼物で、瀬戸黒・織部黒とともに「引出黒」とも呼ばれている。なお黒釉のみで歪みを加えたり沓形に作られたものは織部黒と呼ばれ、これに本作品のように文様を施し加飾するものを黒織部と呼び区別されている。
 本茶碗も、桃山茶陶の作行に見られるように轆轤成形した後に歪ませて作為を加えているが、抑え気味の穏やかな作行をなしている。片身替り風に掛け分けられた漆黒色の黒釉も見事に熔けて潤いがあり、闊達に描かれた白と黒の抽象的な文様が、やや深めの筒形の器形に見事に調和した、黒織部茶碗を代表する優品である。
 なお、高台内「Q」字風の印と同じ印をもつ茶碗の陶片が美濃窯大萱の大平窯などでも出土しているが、陶工の窯印なのか注文者の手印なのかは判然としていない。
 尾張名古屋の豪商である岡谷家に伝来したもので、岡谷家から徳川美術館に寄贈された。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし