国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
新潟県小瀬ケ沢洞窟遺跡出土品
ふりがな
:
にいがたけんこせがさわどうくついせきしゅつどひん
新潟県小瀬ヶ沢洞窟遺跡出土品
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員数
:
一括
種別
:
考古資料
国
:
日本
時代
:
縄文
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
00534
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2000.06.27(平成12.06.27)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
新潟県
所在地
:
長岡市幸町2-1-1
保管施設の名称
:
長岡市立科学博物館
所有者名
:
長岡市
管理団体・管理責任者名
:
新潟県小瀬ヶ沢洞窟遺跡出土品
解説文:
詳細解説
本件は、小瀬ヶ沢洞窟から出土した縄文時代初頭(草創期)の資料一括である。
本洞窟遺跡出土総点数は、土器片一三九四点、石器・石製品一万一四七四点、骨器・獣骨二四一点であるが、そのうち本時期を代表する土器片一四〇点、石器・石製品一二〇七点、骨器三点を指定するものである。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
添付ファイル
なし
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新潟県小瀬ヶ沢洞窟遺跡出土品
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新潟県小瀬ヶ沢洞窟遺跡出土品
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解説文
本件は、小瀬ヶ沢洞窟から出土した縄文時代初頭(草創期)の資料一括である。 本洞窟遺跡出土総点数は、土器片一三九四点、石器・石製品一万一四七四点、骨器・獣骨二四一点であるが、そのうち本時期を代表する土器片一四〇点、石器・石製品一二〇七点、骨器三点を指定するものである。
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詳細解説
本件は、小瀬ヶ沢洞窟から出土した縄文時代初頭(草創期)の資料一括である。 遺跡は、新潟県東部の東蒲原郡上川村に所在し、福島県会津地域に接する山岳地帯に存在する。地理的には猪苗代湖を源流とし、日本海に流れ込む阿賀野川中流域に存し、阿賀野川に合流する常浪川のさらに支流にあたる室谷川の上流に位置する洞窟で、標高は約四〇〇メートルである。 調査は、新潟県内の尖頭器(石槍)文化の究明のため、長岡市立科学博物館が実施したもので、昭和三十三年に第一次調査、昭和三十四年に第二次調査が行われた。 洞窟は、入口部で幅三メートル、奥の部分で幅一二メートル、奥行一二メートルの規模で、落盤が多く、調査面積は六〇平方メートルであった。遺構は焚き火跡とみられる焼土跡が数か所あるが、基本的には遺物を包含する層序が存在するのみであった。上層から極少数の縄文時代早期・前期に属する土器片が出土したが、大半は縄文時代初頭の遺物であり、細片の土器と多量の石器類そして極少数の骨器が発見された。このような遺物内容は平成八年六月に指定された長崎県泉福寺洞窟遺跡の出土品の内容とも共通し、縄文時代初頭の特徴をよく示すものである。 本洞窟遺跡出土総点数は、土器片一三九四点、石器・石製品一万一四七四点、骨器・獣骨二四一点であるが、そのうち本時期を代表する土器片一四〇点、石器・石製品一二〇七点、骨器三点を指定するものである。 土器の表面を飾る文様は多彩で、縄やその他の施文具が多用されることはこの時期の特徴といえ、その大多数が本洞窟遺跡で発見されていることは、日本列島での土器出現期の様相を知るうえできわめて貴重な一括資料といえよう。石器は旧石器時代以来の伝統である尖頭器(石槍)、尖頭器の上下を折って細石刃と同様に木もしくは骨の軸にはめ込んだと考えられる植刃と、縄文時代に主要利器となる石斧、石鏃、石匙が共に発見され、その当時の生活相をよく示している。なお、骨器は加工部分が少ないが、残存しているものとしては最古に属するものである。 本出土資料は、日本列島における土器出現の時期の様相を如実に示す代表的資料として、さらに北東アジア地域のこの時期の動向を知る資料としてきわめて貴重なものである
関連情報
一つ書
一、土器片
一、石器・石製品
一、骨製品
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、土器片
一つ書員数
:
百四十点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、石器・石製品
一つ書員数
:
千二百七点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、骨製品
一つ書員数
:
三点
ト書
: