国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
紙本著色花鳥図〈長谷川信春筆/六曲屏風〉
ふりがな
:
解説表示▶
員数
:
一隻
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
桃山
年代
:
西暦
:
作者
:
長谷川信春
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01626
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1968.04.25(昭和43.04.25)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
岡山県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
妙覚寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
従来等伯の子久蔵と同人であるとされてきた長谷川信春は、近時研究が進むにつれて、等伯の前身であるという説が脚光をあびているが、信春すなわち等伯を確認する史料は出現していない現状である。信春の他の作例に比べて、本屏風は様式的には等伯に密着する感が深く、同人説をとれば、信春と称した時期の終り頃の制作であろう。印章も諸作が信春袋印を押すのに比べ、「長谷川」の長方印と「信春」の鼎印【ていいん】を押している点に異色がある。等伯云々はさておき、本屏風は、長谷川派花鳥画のうちで屈指の優作というべきであろう。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
従来等伯の子久蔵と同人であるとされてきた長谷川信春は、近時研究が進むにつれて、等伯の前身であるという説が脚光をあびているが、信春すなわち等伯を確認する史料は出現していない現状である。信春の他の作例に比べて、本屏風は様式的には等伯に密着する感が深く、同人説をとれば、信春と称した時期の終り頃の制作であろう。印章も諸作が信春袋印を押すのに比べ、「長谷川」の長方印と「信春」の鼎印【ていいん】を押している点に異色がある。等伯云々はさておき、本屏風は、長谷川派花鳥画のうちで屈指の優作というべきであろう。