国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本著色騎獅文殊像〈良全筆/〉
ふりがな
:
けんぽんちゃくしょくきしもんじゅぞう
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員数
:
1幅
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
南北朝
年代
:
西暦
:
作者
:
良全
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
乾峯士曇の賛がある
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01689
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1973.06.06(昭和48.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
大阪府
所在地
:
大阪府泉北郡忠岡町忠岡中2-9-26
保管施設の名称
:
公益財団法人正木美術館
所有者名
:
公益財団法人正木美術館
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
良全はわが国初期水墨画史上、重要な画人で、遺例も数点知られているが、彼の閲歴については明らかでない。本図は乾峯士曇【けんぼうすどん】の賛詩により製作年代をほぼ推定しうるもので、良全画の基準作としてきわめて重要である。剣をとり獅子に坐す文殊の姿を描いたもので、中国画摂取につとめた時期をすでに脱し、気品のある清爽な、かつ落ち着いた画境を形成している点、良全画中の基準的作例であるのみならず、水墨画史上の重要な遺例というべきであろう。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
良全はわが国初期水墨画史上、重要な画人で、遺例も数点知られているが、彼の閲歴については明らかでない。本図は乾峯士曇【けんぼうすどん】の賛詩により製作年代をほぼ推定しうるもので、良全画の基準作としてきわめて重要である。剣をとり獅子に坐す文殊の姿を描いたもので、中国画摂取につとめた時期をすでに脱し、気品のある清爽な、かつ落ち着いた画境を形成している点、良全画中の基準的作例であるのみならず、水墨画史上の重要な遺例というべきであろう。