国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本著色釈迦三尊像(仁王会本尊)
ふりがな
:
けんぽんちゃくしょくしゃかさんぞんぞう
解説表示▶
員数
:
1幅
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01691
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1973.06.06(昭和48.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
西大寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
護国の法会として奈良時代以降しばしば営まれた仁王会には、五大力菩薩と共に、百仏百菩薩・百羅漢の画像が本尊として用いられた。しかし、仏菩薩羅漢像については本図が現在知られる唯一の彩色による遺品と考えられる。釈迦を中心にして、観音菩薩、羅漢像を両脇に配し、黄土の地塗りの上に墨画風に仕上げたもので、復古的な高い格調を伝えている。西大寺の叡尊は建治三年(一二七〇)に百幅の仁王会本尊を作らせたといわれるが、本図はその中の一幅と考えられ、希少な遺例としてはなはだ貴重なものである。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
護国の法会として奈良時代以降しばしば営まれた仁王会には、五大力菩薩と共に、百仏百菩薩・百羅漢の画像が本尊として用いられた。しかし、仏菩薩羅漢像については本図が現在知られる唯一の彩色による遺品と考えられる。釈迦を中心にして、観音菩薩、羅漢像を両脇に配し、黄土の地塗りの上に墨画風に仕上げたもので、復古的な高い格調を伝えている。西大寺の叡尊は建治三年(一二七〇)に百幅の仁王会本尊を作らせたといわれるが、本図はその中の一幅と考えられ、希少な遺例としてはなはだ貴重なものである。