国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本墨画淡彩文殊図
ふりがな
:
けんぽんぼくがたんさいもんじゅず
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員数
:
1幅
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
室町
年代
:
1400
西暦
:
1400
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
応永七年空谷明応の賛がある
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01727
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1975.06.12(昭和50.06.12)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
愛知県
所在地
:
愛知県一宮市大和町妙興寺2390
保管施設の名称
:
一宮市博物館
所有者名
:
妙興寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
賛者空谷明応(一三二八~一四〇七)は、無極志玄(天竜二世)の法嗣で、足利義満の好遇を得て、相国寺(四世)、天竜寺(四十世)等を歴住し、禅林五山の間に重きをなした。本図賛は明応の等持寺在住時の筆で七十三歳の晩年の気格が窺われる。絵の描写は暢達な運筆で児文殊の可憐な姿がよく表出されている。伝統的な礼拝画としての文殊像より鑑賞的立場に移行する水墨文殊図の成立過程を示す遺例として注目される。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
賛者空谷明応(一三二八~一四〇七)は、無極志玄(天竜二世)の法嗣で、足利義満の好遇を得て、相国寺(四世)、天竜寺(四十世)等を歴住し、禅林五山の間に重きをなした。本図賛は明応の等持寺在住時の筆で七十三歳の晩年の気格が窺われる。絵の描写は暢達な運筆で児文殊の可憐な姿がよく表出されている。伝統的な礼拝画としての文殊像より鑑賞的立場に移行する水墨文殊図の成立過程を示す遺例として注目される。