国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本著色両界曼荼羅図
ふりがな
:
けんぽんちゃくしょくりょうがいまんだらず
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員数
:
2幅
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
1317
西暦
:
1317
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01787
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1978.06.15(昭和53.06.15)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
広島県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
浄土寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
本図は空海請来の現図系に属する通途の両界曼荼羅図で、描写は伝統的な手法に依り、重厚な筆致、鮮烈な彩色を用い、きわめて精緻に描かれている。諸尊像には補筆や補彩がなく、描表具、八双金具ともに当初のもので、当時の懸【かけ】曼荼羅の原形を伝える点、貴重な一本といえる。また、軸木の墨書に「文保元年丁巳二月四日」の銘があり、その制作年代が知られる。鎌倉時代末期の年記ある仏画遺例のない点を考えると、本図の基準作例としての役割はきわめて重要である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
本図は空海請来の現図系に属する通途の両界曼荼羅図で、描写は伝統的な手法に依り、重厚な筆致、鮮烈な彩色を用い、きわめて精緻に描かれている。諸尊像には補筆や補彩がなく、描表具、八双金具ともに当初のもので、当時の懸【かけ】曼荼羅の原形を伝える点、貴重な一本といえる。また、軸木の墨書に「文保元年丁巳二月四日」の銘があり、その制作年代が知られる。鎌倉時代末期の年記ある仏画遺例のない点を考えると、本図の基準作例としての役割はきわめて重要である。
関連情報
附指定
旧軸木
関連情報
附指定
附名称
:
旧軸木
附員数
:
二本
附ト書
:
文保元年二月益円の銘がある