国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本著色不動明王二童子像
ふりがな
:
けんぽんちゃくしょくふどうみょうおうにどうじぞう
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員数
:
1幅
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01814
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1980.06.06(昭和55.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
大阪府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
法楽寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
不動明王像の作例は多いが、本図の特色は醍醐本不動明王図像中の飛鳥寺玄朝【あすかでらげんちよう】筆という注記をもつ不動頭部二童子図と像容が酷似するところにある。ただし、醍醐本と比較してその姿に不自然なところが認められるので、本図は玄朝様を写しながらもかなりの転写を経ていることが推測される。しかし、不動明王の坐す岩や波の描写、および、勢いのある火炎の表現には鎌倉時代の趣向が認められ、製作時期は十三世紀前半頃と考えられる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
不動明王像の作例は多いが、本図の特色は醍醐本不動明王図像中の飛鳥寺玄朝【あすかでらげんちよう】筆という注記をもつ不動頭部二童子図と像容が酷似するところにある。ただし、醍醐本と比較してその姿に不自然なところが認められるので、本図は玄朝様を写しながらもかなりの転写を経ていることが推測される。しかし、不動明王の坐す岩や波の描写、および、勢いのある火炎の表現には鎌倉時代の趣向が認められ、製作時期は十三世紀前半頃と考えられる。