国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 旧方丈障壁画〈長沢芦雪筆/〉
ふりがな きゅうほうじょうしょうへきが
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員数 42幅
種別 絵画
日本
時代 江戸
年代
西暦
作者 長沢芦雪
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01820
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1981.06.09(昭和56.06.09)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 愛知県
所在地
保管施設の名称
所有者名 正宗寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 正宗寺は鎌倉時代後期の草創になり、現在は臨済宗妙心寺派に属している。方丈障壁画は現状では全て掛幅に改装されており、そのため一部を除いては大変保存状態が良好である。本寺に長沢芦雪の障壁画が伝えられるのは、中興の祖、萬年和尚と妙心寺海福院の斯経和尚との交遊によるものと考えられる。その制作年代は筆太な草体による款記や、魚印の右肩が欠失している点からみて、芦雪の晩年の作と思われ、薬師寺障壁画と大乗寺の群猿図襖の間をつなぐ大作として重要である。中でも室中の間のために描かれた波濤図および、下間二之間の楠に鶴図に奇才芦雪独得の境地が窺われる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書
  添付ファイル なし