国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 太刀〈銘則宗/〉
ふりがな たち〈めいのりむね〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 則宗
寸法・重量 刃長78.5 反り2.7 元幅2.6 先幅1.6 鋒1.4 (㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、小切先詰まり、腰反り高く踏張りの強い太刀姿。
地鉄は小板目肌つみ、乱れ映り立ち、刃文は細かに沸づいた小乱れに小丁子交じり、足、葉よく入り、金筋かかる。帽子は小丸にわずかに掃きかける。茎は生ぶで、勝手下がりの鑢目つき、目釘孔の上棟寄りに細い鏨の二字銘がある。
ト書
画賛・奥書・銘文等 則宗
伝来・その他参考となるべき事項 正保三年(1646)徳川徳松寄進
指定番号(登録番号) 00005
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1910.04.20(明治43.04.20)
国宝指定年月日 1951.06.09(昭和26.06.09)
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地
保管施設の名称
所有者名 日枝神社
管理団体・管理責任者名

解説文:
則宗は福岡一文字派の始祖で、後鳥羽院番鍛冶の一人として名高いが、有銘確実な作刀で現存するものは数少ない。腰反りが高く優美であるが、刃文は丁子乱れを主体とし、鮮やかに映りが現れている点に特色がある。正保三年に徳川徳松(後の五代将軍綱吉)が参詣の折寄進した。附の糸巻太刀拵は当時のもので、赤銅魚々子地に高彫金色絵の葵紋を配し、鞘は金平目地に葵紋を蒔絵し、柄と鞘を茶糸で巻いた豪華なものである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書 なし
  添付ファイル なし