国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 太刀〈銘正恒/〉
ふりがな たち〈めいまさつね〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 正恒
寸法・重量 刃長78.2 反り3.0 元幅3.0 先幅1.8 鋒長2.7 (㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、小鋒、腰反り高く踏ん張りがある。鍛は小板目杢目交じり、地沸細かにつき、地景入り、地斑交じり、いわゆる縮緬肌となる。刃文は所々小丁子交じり、足葉入り、小沸よくつき、帽子は小丸、表は掃きかける。茎は生ぶで雉子股形となり、大筋違いの鑢目つき、目釘孔の下に銘がある。
ト書
画賛・奥書・銘文等 「正恒」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00047
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1928.04.04(昭和3.04.04)
国宝指定年月日 1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
所在都道府県 神奈川県
所在地
保管施設の名称
所有者名 鶴岡八幡宮
管理団体・管理責任者名

解説文:
正恒は、妹尾鍛冶といわれ『古刀銘盡』によると養和頃活躍している。作風は古青江に共通し、杢がかり地斑が現れて縮緬肌となり、刃文は沸出来の小乱れを焼き、銘を佩表に切る。本太刀は古青江正恒の特色を全て備えて、姿美しく、最高の出来である。
八代将軍吉宗奉納。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書 なし
  添付ファイル なし