国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
金銀鍍透彫華籠
ふりがな
:
きんぎんとすかしぼりけこ
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員数
:
16枚
種別
:
工芸品
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
径28.5内外 深3.9内外 露金具長4.2 (㎝)
品質・形状
:
銅の円板を皿形に打ち、これに宝相華唐草文を切り透かす。外面は肉彫りとして、時に線刻を用い、内外両面を鍍金し、外部は花弁など随所を鍍銀する。縁には同じく鍍金の覆輪をかけ、底面三カ所には釣鐶を打ち、組緒を総角に結んで提げ、その先端に円頂八角錘体の金堂露金具を付す。文様は中央より放射状に三区に分けて三方相称とし、巧にまとめあげる。この図様には二種あり、技巧図柄ともに優れた古式のものが五枚と、そのほかの十一枚とに分けられる。
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
00082
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1937.05.25(昭和12.05.25)
国宝指定年月日
:
1952.11.22(昭和27.11.22)
追加年月日
:
所在都道府県
:
滋賀県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
神照寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
華籠は法会の際に散華を盛る器で、竹や乾漆製のものもある。本華籠は、銅の円板を皿形に打って、その全面に宝相華唐草文を地透かしにし、鍍金、鍍銀を施したものである。
錯雑した文様を巧に駆使して生硬に陥らず、細部の仕上げにも拘泥していない。自在に鏨を駆使して優婉な趣を発揮しており、彫金工芸の遺品の中でも屈指の優品といえる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
華籠は法会の際に散華を盛る器で、竹や乾漆製のものもある。本華籠は、銅の円板を皿形に打って、その全面に宝相華唐草文を地透かしにし、鍍金、鍍銀を施したものである。 錯雑した文様を巧に駆使して生硬に陥らず、細部の仕上げにも拘泥していない。自在に鏨を駆使して優婉な趣を発揮しており、彫金工芸の遺品の中でも屈指の優品といえる。