国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 宝相華蒔絵宝珠箱
ふりがな ほうそうげまきえほうじゅばこ
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員数 1合
種別 工芸品
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量 縦横20.6 高15.4 (㎝)
品質・形状 方形入角深覆蓋造。そく(土塞)地と思われる素地。蓋と身の口縁に紐を廻らし、銀沃懸地を施す。蓋と身の外面は、濃い平塵地に瑞鳥と宝相華を金銀の研出蒔絵にて表し、蓋の内側には淡い平塵地に花文を同じく金銀の蒔絵にて散らす。彩色板絵の四天王像の四枚を付す。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00150
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1899.08.01(明治32.08.01)
国宝指定年月日 1954.03.20(昭和29.03.20)
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 仁和寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
内に如意宝珠を納めた箱で、宝珠を護る板絵の四天王像が共に伝わる。寛平天皇所持の寺伝があるが。奈良時代に流行した文様構成やそく(土塞)の技法を踏襲しているなど、寺伝にいう平安前期を首肯しうる数少ない蒔絵の優品の一つである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書 なし
  添付ファイル なし