国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 金銅獅子唐草文鉢
ふりがな こんどうししからくさもんはち
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 奈良
年代
西暦
作者
寸法・重量 高14.5 胴径27.6~27.0 (㎝)
品質・形状 銅製鍍金。いわゆる鉄鉢形を呈し、表面全体に獅子唐草文を線刻する。連珠文を口縁に沿って二条、胴部中央に三条せしめて上下二段に分け、上段四方に鬣を振りなびかせて奔躍する獅子を表し、これに飛雲を配す。獅子の間には草花文を置き、地に魚子を打つ。下段は底部中央に十七弁よりなる連弁を刻し、それより四方に唐草文を表す。地は魚子地。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00167
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1915.03.26(大正4.03.26)
国宝指定年月日 1955.02.02(昭和30.02.02)
追加年月日
所在都道府県 岐阜県
所在地
保管施設の名称
所有者名 護国之寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
雄偉な器形を獅子、唐草文様により飾った豊麗高雅な金銅鉢である。同形無文の遺例は少なくないが、奈良時代の特色豊かな意匠を施した類例は正倉院の壺や東大寺の壺がある。本鉢は奈良時代の仏餉器の遺品として貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし