国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造男神坐像
ふりがな
:
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03239
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1968.04.25(昭和43.04.25)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
富山県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
二上射水神社
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
欅【けやき】の一木から一メートルを越す像の大部分を彫成するもので、こうした構造にふさわしい堂々たる男神坐像である。ことに、面奥を深くつくり、胸を張って坐る躰貌は安定し、眉を寄せ、眼を大きく見開いて神威を示す面相部には威風がある。本像の特色は、面相部は丸ノミを横につかって荒彫り風のノミ痕を示し、躰部は衣褶【いしゆう】を刻まず、全面に平ノミのハツリ痕を残している刀法にある。総体に粗放な古様を意図しながら、像容にはおだやかなまとまりがみられ、制作は平安中期(十一世紀)と思われ、当地方での注目すべき古像であると共に、現存神像中でもまれにみる大作である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
欅【けやき】の一木から一メートルを越す像の大部分を彫成するもので、こうした構造にふさわしい堂々たる男神坐像である。ことに、面奥を深くつくり、胸を張って坐る躰貌は安定し、眉を寄せ、眼を大きく見開いて神威を示す面相部には威風がある。本像の特色は、面相部は丸ノミを横につかって荒彫り風のノミ痕を示し、躰部は衣褶【いしゆう】を刻まず、全面に平ノミのハツリ痕を残している刀法にある。総体に粗放な古様を意図しながら、像容にはおだやかなまとまりがみられ、制作は平安中期(十一世紀)と思われ、当地方での注目すべき古像であると共に、現存神像中でもまれにみる大作である。