国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
銅造帝釈天立像
ふりがな
:
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
1230
西暦
:
1230
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
像正面及台座に立山禅頂、寛喜二年三月十一日、御身之中奉納一日書写如法経六部等の刻銘がある
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03244
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1968.04.25(昭和43.04.25)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
富山県
所在地
:
富山県立山博物館 富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1
保管施設の名称
:
富山県立山博物館
所有者名
:
富山県
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
宝冠をいただき、長身の体躯に衲衣をまとって直立する男神像で、簡潔な表現のうちに清明な趣きをたたえ、他に類例の少ない像容を示している。像の正面と台座に刻銘があり、この像が立山の神体として寛喜二年(一二三〇)三月越中新川郡の一寺で鋳造されたことが知られる。像は、両手の肩から先を別鋳、アリ〓立【ほぞだて】とするほかは、頭躰部を一瀉【いつしや】に鋳成し、表面は大方タガネ仕上げとする。鎌倉時代の在銘鋳銅像としては古く、しかも当代盛行の善光寺式阿弥陀像とは別種の作風が注目される。中世の立山信仰を物語る遺品としても貴重である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
宝冠をいただき、長身の体躯に衲衣をまとって直立する男神像で、簡潔な表現のうちに清明な趣きをたたえ、他に類例の少ない像容を示している。像の正面と台座に刻銘があり、この像が立山の神体として寛喜二年(一二三〇)三月越中新川郡の一寺で鋳造されたことが知られる。像は、両手の肩から先を別鋳、アリ〓立【ほぞだて】とするほかは、頭躰部を一瀉【いつしや】に鋳成し、表面は大方タガネ仕上げとする。鎌倉時代の在銘鋳銅像としては古く、しかも当代盛行の善光寺式阿弥陀像とは別種の作風が注目される。中世の立山信仰を物語る遺品としても貴重である。