国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 大岩日石寺磨崖仏
ふりがな
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員数
種別 彫刻
日本
時代 平安~鎌倉
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 03289
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1974.06.08(昭和49.06.08)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 富山県
所在地
保管施設の名称
所有者名 日石寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 大岩山の一角に突出した巨大な岩壁に刻んだ磨崖仏で、北陸第一の規模を誇っている。
 中尊不動明王像は像高三メートル余、その忿怒相には平明な趣があり、体躯の肉づけも誇張が少なく、総じて平安後期の温雅な特色を表わしている。二童子像もほぼこの頃の像容を示しているが、阿弥陀・僧形の二像は不動三尊像に比べると遙かに小さく、また表現上に明らかな相違が認められ、鎌倉期に入ってからの追刻と考えられる。これら五尊の図像的な典拠は明らかでないが、この地方の特殊な山岳仏教遺物として注目すべきものである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書
  添付ファイル なし