国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 木造薬師如来坐像
ふりがな もくぞうやくしにょらいざぞう
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員数 1躯
種別 彫刻
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 03291
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1974.06.08(昭和49.06.08)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 高田寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 ほぼ等身の一木割矧式の如来坐像である。平安後期のいわゆる定朝様の一典型を示すものであるが、この種作例中まだ類型化を見ぬもので、小さ目に頭部をつくったプロポーションもよく定朝様を学んだあとがうかがわれ、おだやかな象形のうちに端正な気品をたたえている。製作は十二世紀前半に位置づけられるが、この頃の基準的な光背・台座を完備しているのも貴重である。台座には『和漢朗詠集』に載録されている和歌なども書かれており、史料的意義も見のがせない。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし