国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造菩薩面
ふりがな
:
もくぞうぼさつめん
解説表示▶
員数
:
3面
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
1158
西暦
:
1158
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03294
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1974.06.08(昭和49.06.08)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
東大寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
来迎会や供養会に用いる面である。完形の面中一面は平安後期のいかにもおとなしい相好のもので、裏に「観□」の墨書があり、あるいは観音面かとも考えられる。断片中二片は裏に保元三年(一一五八)の刻銘を有し、肉付けにもゆったりとした張りがあり、上歯をわずかにあらわした表情にも変化があるもので、他の完形の二面は鎌倉初頭にこの保元面にならって作られたかと思われる。これらの菩薩面は必ずしも一具のものとはいい難いが、平安から鎌倉にかけての基準的作例として、仮面史上重要な位置を占めるものである。
関連情報
(情報の有無)
附指定
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
来迎会や供養会に用いる面である。完形の面中一面は平安後期のいかにもおとなしい相好のもので、裏に「観□」の墨書があり、あるいは観音面かとも考えられる。断片中二片は裏に保元三年(一一五八)の刻銘を有し、肉付けにもゆったりとした張りがあり、上歯をわずかにあらわした表情にも変化があるもので、他の完形の二面は鎌倉初頭にこの保元面にならって作られたかと思われる。これらの菩薩面は必ずしも一具のものとはいい難いが、平安から鎌倉にかけての基準的作例として、仮面史上重要な位置を占めるものである。
関連情報
附指定
菩薩面残欠
関連情報
附指定
附名称
:
菩薩面残欠
附員数
:
四片
附ト書
:
内二片に「中宮亮顕長、保元三年三月十一日」の刻銘がある