国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 木造菩薩立像
ふりがな もくぞうぼさつりゅうぞう
木造菩薩立像
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1躯
種別 彫刻
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 03321
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
木造菩薩立像
写真一覧
地図表示
解説文:
 いわゆる三尺の菩薩形立像で、右足からやおら歩行の態を示す姿は誠に自然な整いをみせており、また、衣のひだの自由な装飾味のある扱いにも巧みな写実的手腕がうかがわれる。衣の彩色や切金文様をはじめ、銅製の宝冠や瓔珞はきわめて精巧なもので、鎌倉中期の技巧的傾向を顕著に示す作品である。特に唇に水晶板を嵌めているのは他に例がなく、中国の影響を受けた当時の風潮の一面をあらわしている。しかし、この種の作品にありがちな格調を失する趣きが少なく、その製作時期は鎌倉中期(十三世紀半)を下らぬことが想定される。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし