国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造十一面観音立像
ふりがな
:
もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
解説表示▶
員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03345
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1979.06.06(昭和54.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
法起寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
三・五メートルに及ぶ巨体を珍しく杉の一材から木取りし内刳りを施している。顔の幅と長さをほぼ同様にとった面貌に特色があり、下半身の衣文は翻波や渦文をまじえて装飾的にまとめている。構造・彫技は古様を踏襲するが全体に穏やかとなっており、製作は十世紀末乃至十一世紀初頭とするのが妥当であろう。台座は杉の巨根で本体と同一材かと思われ、立木仏として造像された可能性もある。平安中期の異色の大作として推賞される。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
三・五メートルに及ぶ巨体を珍しく杉の一材から木取りし内刳りを施している。顔の幅と長さをほぼ同様にとった面貌に特色があり、下半身の衣文は翻波や渦文をまじえて装飾的にまとめている。構造・彫技は古様を踏襲するが全体に穏やかとなっており、製作は十世紀末乃至十一世紀初頭とするのが妥当であろう。台座は杉の巨根で本体と同一材かと思われ、立木仏として造像された可能性もある。平安中期の異色の大作として推賞される。