国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造地蔵菩薩半跏像
ふりがな
:
もくぞうじぞうぼさつはんかぞう
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03346
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1979.06.06(昭和54.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
鳥取県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
地蔵院
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
総高三・四メートルを超える巨像で、頭・体の躯幹部を檜の四材から木取りして首を割り放し、肉を厚く残して内刳りを行う。体部をおおう衲衣の彫りは平行線状の浅いものであるが、厳しい表情や胸から腹にかけての強い肉取りには鎌倉時代の特色が顕著である。像内に設けられた支柱に修理銘が記されており、建久三年(一一九二)源頼朝の家人佐々木四郎高綱が奉行となって造像した旨を伝える。伝承はともかく鎌倉初期の大作で、しかも中央の作風を伝える遺品がこの地方に伝わったことは貴い。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
総高三・四メートルを超える巨像で、頭・体の躯幹部を檜の四材から木取りして首を割り放し、肉を厚く残して内刳りを行う。体部をおおう衲衣の彫りは平行線状の浅いものであるが、厳しい表情や胸から腹にかけての強い肉取りには鎌倉時代の特色が顕著である。像内に設けられた支柱に修理銘が記されており、建久三年(一一九二)源頼朝の家人佐々木四郎高綱が奉行となって造像した旨を伝える。伝承はともかく鎌倉初期の大作で、しかも中央の作風を伝える遺品がこの地方に伝わったことは貴い。