国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造金剛力士立像
ふりがな
:
もくぞうこんごうりきしりゅうぞう
解説表示▶
員数
:
2躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03370
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
大分県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
神角寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
神角寺山門の金剛力士像で、両像とも、頭部と躰幹部とを、それぞれ前後二材製として内刳りを施す。材は、阿形像が桧に樟を混えており、吽形像はすべて樟材である。
その作風は、動きを仰えた体勢や整理の行届いた肉取りに平安時代後期の作例に通じるものがあり、他方、高く盛り上がる肩から極端に厚い胸郭にかけて、硬い彫りくちを効果的に生かして力強い肉瘤を刻み出すなど、地方的な特色をも顕著に示している。製作は十三世紀前半とみられ、九州地方における数少ない金剛力士像の優品として貴重である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
神角寺山門の金剛力士像で、両像とも、頭部と躰幹部とを、それぞれ前後二材製として内刳りを施す。材は、阿形像が桧に樟を混えており、吽形像はすべて樟材である。 その作風は、動きを仰えた体勢や整理の行届いた肉取りに平安時代後期の作例に通じるものがあり、他方、高く盛り上がる肩から極端に厚い胸郭にかけて、硬い彫りくちを効果的に生かして力強い肉瘤を刻み出すなど、地方的な特色をも顕著に示している。製作は十三世紀前半とみられ、九州地方における数少ない金剛力士像の優品として貴重である。