国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 鼉太鼓
ふりがな だだいこ
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員数 一対
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00257
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1901.03.27(明治34.03.27)
国宝指定年月日 2020.09.30(令和2.09.30)
追加年月日
所在都道府県 奈良県
所在地
保管施設の名称
所有者名 春日大社
管理団体・管理責任者名

解説文:
鎌倉時代の作品。中央に大型の太鼓を据え、その周囲に火炎型太鼓縁を廻らす。縁は、檜寄木造りで、両面彫出しとし、中央に太鼓型を刳り、周縁に連珠文帯を設ける。下方は雲文、上方には、一基は双龍、一基は鳳凰を別材貼付けとして、それぞれ相向かう形に表す。尖頂は火炎状の透かし彫りとし、それぞれに光芒を備えた金または銀の輪光を据える。基台は、木製で、周囲に朱漆塗りの欄干を廻らす。
火炎型の縁の左右が大きく張り出して丸みが強く、龍、鳳凰、雲文や火炎型なども彫りが肉厚で、力強い造形を示す。平安時代の雰囲気を残す鎌倉最初期の遺例として、極めて貴重な資料である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし