国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 刺納衣〈/(伝教大師将来)〉
ふりがな しのうえ(でんきょうだいししょうらい)
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員数 1領
種別 工芸品
中国
時代 隋時代
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00249
枝番 02
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1964.05.26(昭和39.05.26)
国宝指定年月日 1966.06.11(昭和41.06.11)
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 延暦寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
中国の天台宗第六祖・荊溪【けいけい】大師所用と記され、古くより伝教大師が唐より請来したと伝えられている。「刺納【しのう】」の刺は刺繍【ししゆう】、納は補綴の意味で、いわばさしこの七条の袈裟と僧衣のことである。袈裟は麻地に浅紅、縹【はなだ】、茶、白、各色の麻糸のかたまりや、紫の麻裂をところどころに刺繍したもので、配色もあざやかで、保存もよい。麻製のものは正倉院や法隆寺にもなく、稀有【けう】の遺品である。刺納衣は、平絹の地に各色の裂を刺繍したもので宗祖、天台大師所用と伝えられている。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし