国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 金銅旅壇具
ふりがな こんどうたびだんぐ
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員数
種別 工芸品
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量 (火舎) 総高5.8   炉 径7.7 高2.4   蓋 径6.7 高さ3.5
(花瓶) 高6.5  口径2.6  胴径3.3  底径3.4
(六器) 盞 高1.9 口径4.8 高台径2.4   
      台皿 径4.5 高台径4.5 高0.5 
(飲食器)口径4.7  底径2.8  高3.0
(金剛盤)縦径17.1  横幅11.3  高2.6
(五鈷鈴)高12.9  口径5.7
(五鈷杵)長11.0
(灑水器)盞 口径6.6 高3.1  蓋 径6.7 高2.1  
      台皿 径6.1 高0.9  総高5.8
(塗香器)盞 口径6.0 高2.7  蓋 径6.3 高2.2
      台皿 径5.6 高0.5  総高5.2
(燈架)高42.4
(燈盞)口径6.8
(箱壇)総高(脚とも)24.0  横幅40.5  縦27.1
(内箱)(1)縦20.6 横24.2 高16.8  
     (2)縦22.9 横33.6 高5.5  
      (3)縦24.2 横13.6 高10.9
(香薬箱)縦13.3  横13.3  高3.6
(閼伽桶)高12.1
(油壺)幅12.1
(金剛線箱)縦13.6  横9.7  高4.1
(明鏡)径4.2                            (㎝) 
品質・形状 火舎、六器、花瓶、飲食器、いずれも薄手に鋳上げて巧みにろくろで仕上げ、鍍金を施す。金剛盤は形の美しい、作技の行き届いた軽妙なもので、猪の目を透かし、猫脚三脚を鋲留する。五鈷杵は他とはやや作技の異なるもので、鈷の三爪を折損。灑水器と塗香器(皿を除く)は少し年代が下ると考えられる響銅質のもので、これには鍍金はない。燈架は巧妙な銅鍛造鍍金で、燈架のある上部と竿とを別々につくり、継いで箱壇の両側に立て使用するようになっている。燈盞も鍛造。箱壇は取り外しのできる脚を具え、前板を透彫にする。壇上の密具は全て内箱に収め、箱壇中に収るように仕組まれている。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00726
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1956.06.28(昭和31.06.28)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 高知県
所在地
保管施設の名称
所有者名 金剛頂寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
皆具を極めて小形につくり、行旅、笈中に納められるよう考案した珍しい遺品。工芸史のみならず仏具史上希に見る貴重な遺品である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書
  添付ファイル なし