国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 修験板笈
ふりがな しゅげんいたおい
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員数 1背
種別 工芸品
日本
時代 桃山
年代 元亀3
西暦 1572
作者
寸法・重量 総高115.0  背板高70.0  背板幅50.5  足長50.0  壇板縦53.8  横33.7  (㎝)
品質・形状 藤の一木を屈曲させて枠とし、上半に板を張り、両端を外に開いて足とした板笈。背板の表面には茶地牡丹文緞子を貼り、上方に金銅随神鷹、下方に金銅阿吽の獅子をそれぞれ相対させて飾る。背面を黒漆とし、左右の鰭には牡丹唐草毛彫の金具を嵌め、枠木には金銅添板と輪宝文金具を打つ。肩から足にかけて背負帯を付け、背面上下左右の四カ所に麻緒の根緒を出す。付属の壇板は、黒漆地に金銅魚子地牡丹文毛彫角金具を打ち、中央に金銅長方形板金を張る。
ト書 壇板に元亀三年の刻銘がある
画賛・奥書・銘文等 付属壇板の板金に大檀那座主舜有以下二十七修験者名と「元亀三天壬申閏正月十八日細工人津村太郎次郎」の刻銘。
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00979
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1959.06.27(昭和34.06.27)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 福岡県
所在地
保管施設の名称
所有者名 英彦山神宮
管理団体・管理責任者名

解説文:
素朴な造りの中に金具に見られるような厳正な趣もある、修験山伏の法具として珍しい遺品。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし