国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 堂司鈴
ふりがな どうしれい
解説表示▶
員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代 弘安8
西暦 1285
作者
寸法・重量 総長28.5 鈴径8.2 鈷張10.0 (㎝)
品質・形状 鋳銅製、鈴と握と三鈷部から成る通形の鐃形。三鈷の中鈷を欠損するが、ほかは破損なく、白銅鈴玉を完存する。鈴握の基部四葉座に銘を刻し、握には修二会の年々の堂司名を墨書した紙縒をしばってある。
ト書 弘安八年二月十二日の刻銘がある
画賛・奥書・銘文等 表「奉施入/二月堂/石清水別當/法印尚清」
裏「弘安八年/二月十二日」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00993
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1959.06.27(昭和34.06.27)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 奈良県
所在地
保管施設の名称
所有者名 東大寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
東大寺修二会の際、堂司が用いる鈴で銘文により年代伝承が明らかである。この種のものの基準作例として重要な遺品である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし