国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 刀〈義元左文字 無銘中心ニ「永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持刀織田尾張守信長」ト金象眼アリ〉
ふりがな かたな〈よしもとさもじ むめいちゅうしんに「えいろくさんねんごがつじゅうくにちよしもとうちとらえるときひのしょじのかたなおだおわりのかみのぶなが」ときんぞうがんめいあり〉
解説表示▶
員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 南北朝
年代
西暦
作者 左文字
寸法・重量 刃長67.0 元幅5.1 先幅2.3 反り1.6 (㎝)
品質・形状 鎬造り、棟丸、無銘、彫り物表裏棒樋掻流し、鍛板目、刃文直刃に乱れ交じり。帽子尖り気味に返る。茎磨上げ、先栗尻、目釘孔二。茎表裏に金象嵌文字あり。
ト書
画賛・奥書・銘文等 表樋内「永禄三年五月十九日」
表「善元討補刻彼所持刀」
裏「織田尾張守信長」
伝来・その他参考となるべき事項 寄進状一通
指定番号(登録番号) 01365
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1950.08.29(昭和25.08.29)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 建勲神社
管理団体・管理責任者名

解説文:
本刀は宗三左文字、三好三左文字、または義元左文字の名をもって古来伝えられた名物である。その名の通り、初め三好正長の愛刀であったが、その後武田信虎、今川義元に伝わり、義元戦死の際に織田信長がこれを収めて、その身を磨り上げると共に、茎表裏に金象嵌銘を入れた。後、松尾社の神官に渡り、秀吉に献上、秀頼の時に家康に贈られた重宝となった。本社造営の際、徳川家達によって寄進された。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし