国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 楽焼黒茶碗(東陽坊)〈長次郎作/〉
ふりがな らくやきくろちゃわん(とうようぼう)〈ちょうじろうさく〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 桃山
年代
西暦
作者 長次郎
寸法・重量 高8.3~8.5 口径12.1 底径4.9 (㎝)
品質・形状 楽焼質の軟陶胎。胴から腰への側が亀甲を横に半裁したようになる、やや薄作の円形碗。口縁は、内から外へと篦の切り廻しがあるほか、高低の変化がない一文字に近い造りである。丸い輪形の高台幅が割合に広く、五徳目五ヶを表す。高台内は低く窪んでいるのみで、見込みにも茶溜まりの前駆とみられるような窪みがある。全面に光沢の強い黒釉がかかり、所どころに茶色調が現れている。口縁に漆繕いが一箇所あり、細い縦樋が一本ある。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項 武田杏仙法印から鴻池道億への譲り状(元禄10年)付属
指定番号(登録番号) 02122
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1962.06.21(昭和37.06.21)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 鳥取県
所在地
保管施設の名称
所有者名 個人
管理団体・管理責任者名

解説文:
古くから長次郎の七名碗に挙げられた黒茶碗三個の内の一つ。本碗の静かな作域は、「大黒」銘の碗と同趣であり、焼成も優れた碗である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし