国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 萩螺鈿鞍
ふりがな はぎらでんくら
萩螺鈿鞍
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員数 1背
種別 工芸品
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量 前輪高29.9  馬挟41.1
後輪高26.5  馬挟34.2
居木総長44.0 居木幅10.5 居木先7.0 乗間29.0  (㎝)
 
品質・形状 沢栗製、2枚居木の黒漆塗螺鈿の海有鞍。両輪ともに縁は黒漆塗で、磯高く、海を強く刳り、前輪には両肩に手形を彫り、山の下端には深めの洲浜を作る。後輪は、爪先の張り強く尻厚くふくらみ、2枚居木は両輪の膚付けに刳り込みを作って取り付ける。両輪の面全面には左右の爪先から萩叢と桔梗の花をほぼ対照的に描き、洲浜上には蜘蛛の巣を配す。居木は前後寄りと居木先に同様萩を螺鈿している、居木裏にはえぐりこみをつけ、紐の膚づれを防ぐ。
ト書
画賛・奥書・銘文等 右居木裏に「□五月五日家経(花押)」の墨書がある。
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02219
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1967.06.15(昭和42.06.15)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
萩螺鈿鞍
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解説文:
前輪の高頭【たかがしら】はゆるやかで磯は厚く、後輪のふくらみの強い雄大剛壮な軍陣鞍である。これに施された咲き乱れる萩の文様は、平安時代藤原様式の典雅な趣きをよく示している。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし