国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
法花花鳥文大壺
ふりがな
:
ほうかかちょうもんだいこ
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員数
:
1口
種別
:
工芸品
国
:
中国
時代
:
明
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
高44.5 口径23.6 胴径40.0 (㎝)
品質・形状
:
灰白色の素土で、底縁は露胎。やや開いた口頸を付し、ずんぐりとした大形の壺。下方岩頭にくだける波頭を配し、胴部には牡丹と梅樹に宿る双叭々鳥、木犀と木蓮に宿る双鸚鵡を、その間に蝶、菊、笹などを散らす。肩部には如意頭文と胎葉蓮弁文帯を、頸部には飛雲文をめぐらす。文様は盛り上げ凸線で、白、碧青、藍、紫、黄釉を流し、地は濃藍色である。内部は縁と頸部を碧青、胴と底裏には緑釉を施す。
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02336
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1972.05.30(昭和47.05.30)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
大阪府
所在地
:
大阪市立東洋陶磁美術館 大阪府大阪市北区中之島1-1-26
保管施設の名称
:
大阪市立東洋陶磁美術館
所有者名
:
大阪市
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
法花は中国明時代(十五・六世紀)に盛行した代表的陶芸技法の一つで、文様の輪郭線を凸線で盛り上げて釉を流す七宝様の特異な技法である。この大壺は牡丹・梅と木犀などにとまる叭々鳥【ははどり】・鸚鵡【おうむ】の各つがいを配したもので藍色の釉が殊に美しい。よく法花の技法を生かし最も優れた大作で他に例をみない。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
法花は中国明時代(十五・六世紀)に盛行した代表的陶芸技法の一つで、文様の輪郭線を凸線で盛り上げて釉を流す七宝様の特異な技法である。この大壺は牡丹・梅と木犀などにとまる叭々鳥【ははどり】・鸚鵡【おうむ】の各つがいを配したもので藍色の釉が殊に美しい。よく法花の技法を生かし最も優れた大作で他に例をみない。