国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 白檀塗浅葱糸威腹巻〈兜・大袖・小具足付/〉
ふりがな びゃくだんぬりあさぎいとおどしはらまき〈かぶと・おおそで・こぐそくつき〉
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員数 1領
種別 工芸品
日本
時代 室町
年代
西暦
作者
寸法・重量 小札高6.4 同幅1.3  胴高32.3 胴廻(上)93.0 (下)77.5
草摺高28.5
兜鉢高18.0 同径(前後)23.0 (左右)21.6
大袖高38.8 幅35.3
背板高58.5 幅(上)17.5 (下)16.5
杏葉高19.6 幅6.1
付袖高26.5 幅30.0 籠手高43.0
佩楯高43.0 幅29.8  (㎝)
品質・形状 鉄地金箔押白檀塗、間鎖繋、裏浅葱麻布。
佩楯一双、漆塗金箔押白檀塗、革平小札、菱綴、浅葱糸、家地表萌黄雷文襷入六華雷文緞子、小札藍韋、伏縫付、於女里菖蒲韋。裏白平絹、心紺朝。腰紐白茶縞大絹。
喉輪、一懸、月輪形、鉄黒漆塗蝶番付三間、蝙蝠付獅子牡丹文染韋。垂二段内一段目三間、板札金箔押。縄目紅糸、威毛浅葱糸、菱縫紅白。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項 大友氏寄進
指定番号(登録番号) 02470
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1980.06.06(昭和55.06.06)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 大分県
所在地
保管施設の名称
所有者名 柞原八幡宮
管理団体・管理責任者名

解説文:
 応仁の乱後の世の争乱とともに、甲胄にも変化が現われ、当世具足として近世甲胄の変化に富んだ新しい様式が生まれてくる。本品は仕立・製作など伝統的形式を示しながらも、椎実形兜の形態、十一間の草摺、金箔押白檀塗の手法など、近世の息吹きが強く感ぜられる。製作も優れ、当世具足の先駆的様式を示すものとして貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし