国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 鉄湯船
ふりがな てつゆぶね
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代 正応3
西暦 1290
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 正応三秊庚寅□月□日、大工山河貞清の鋳出銘がある
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02485
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地 京都府宮津市字文殊466
保管施設の名称
所有者名 智恩寺
管理団体・管理責任者名

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解説文:
 鋳鉄製。成相寺の湯船とほぼ同形・同寸の盥状湯船である。寺院における施浴用の湯船として用いられた。湯を直接沸かす鉄湯釜は少なからず見られるが、室町時代以前の鉄湯船としては、東大寺大湯屋所在のものとともに代表的な遺品として知られる。大形、かつ薄手で鋳技は特に優れており、またその銘文から成相寺の湯船と同一の作者がほぼ同時期に製作したことが知られるなど、史料的にも貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし