国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 能本〈世阿弥筆/〉
ふりがな のうほん
解説表示▶
員数 5巻
種別 書跡・典籍
日本
時代 室町
年代
西暦
作者 世阿弥
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02260
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1972.05.30(昭和47.05.30)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 奈良県
所在地
保管施設の名称
所有者名 宝山寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 能楽の大成者として著名な世阿弥【ぜあみ】自筆本である。各巻とも片仮名にまま漢字を交えて書写し、濁点を加え、訂正加筆があり、また行間に「上、下、ハル、フル、モツ、ツヽク」など発声法を傍書し、譜点を附した個所もある。江口および柿崎の端裏には「金春殿」、「金春大夫殿」とあって、世阿弥の女婿金春禅竹に書き与えたことが明らかで、またタタツノサエモンに附加した添状には世阿弥が佐渡配流中に禅竹へ遣わした三十六番の内なることを記している。能楽の祖本として貴重な存在である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書
  添付ファイル なし