国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 豊前国仲津郡丁里大宝二年戸籍断簡
ふりがな ぶぜんのくになかつぐんよぼろりたいほうにねんこせきだんかん
豊前国仲津郡丁里大宝二年戸籍断簡
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員数 1幅
種別 古文書
日本
時代 飛鳥
年代 702
西暦 702
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 紙背検受疏目録断簡
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00022
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 奈良県
所在地 奈良国立博物館 奈良県奈良市登大路町50
保管施設の名称 奈良国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
豊前国仲津郡丁里大宝二年戸籍断簡
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解説文:
 現存最古の戸籍として著名なものである。料紙は淡墨界を施した穀紙を用い、本文は現存四十二行、前戸条の戸口数の合計記事の途中より川邊勝法師の戸の大半を存している(大日本古文書一-一三九頁所収)。字面には豊前国印十四顆が捺され、継目裏には「豊前国仲津郡丁里太【(ママ)】宝二年藉」の墨書と同国印一顆(印影半存)がある。第一紙端裏にも継目印と思われる国印の印廓の印影がみえるから第一紙は一行程度を欠しているものと認められる。本幅の背は東大寺写経所の検受疏目録断簡(大日本古文書二四-三八〇頁所収)で、今日正倉院以外に伝存する大宝二年戸籍断簡三通のうちの一つとして貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし