国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 武蔵多喜窪遺跡第一号住居跡出土品
ふりがな むさしたきくぼいせきだいいちごうじゅうきょあとしゅつどひん
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員数 一括
種別 考古資料
日本
時代 縄文
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00345
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1975.06.12(昭和50.06.12)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地
保管施設の名称
所有者名 国分寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 多喜窪遺跡は国分寺市西元二丁目一〇番地を中心とする地域で、多摩川によって開析された標高七五メートルの河岸段丘上に立地する。
 昭和二十四年から二十五年にかけて、甲野勇教授らによって繩文時代、奈良時代の住居跡が多数発見されたが、本件はその第一号住居跡から発見された一括遺物である。遺物は主として炉を中心とする附近に多く発見されたが、土器類、石器類などが多く内容も豊富であった。
 特に土器には優れたものが多く、蛇身装飾を文様に巧みに採りいれて表現するものなど、力強く豪華で中期の最盛期の特色がよくあらわれている。殊に上図の土器は繩文式土器を代表する秀作であろう(本誌昭和44年10月号表紙参照)。
 武蔵野台地から中部地方の山岳地帯にかけて分布する中期の遺跡は非常に多いが、本出土品はその中でも当時の生活状況を窺い知る標準的な一括資料としての価値が高い。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書
  添付ファイル なし