国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要無形民俗文化財
主情報
名称
:
春日若宮おん祭の神事芸能
ふりがな
:
かすがわかみやおんまつりのしんじげいのう
解説表示▶
種別1
:
民俗芸能
種別2
:
その他
その他参考となるべき事項
:
指定証書番号
:
1
指定年月日
:
1979.02.03(昭和54.02.03)
追加年月日
:
指定基準1
:
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県、地域
:
奈良県
所在地
:
保護団体名
:
春日若宮おん祭保存会
解説文:
春日大社の攝社である春日若宮社の例祭に奉納される各種の芸能である。
この奉納芸能は、日本の芸能の源流をさまざまに示すものであり、およそ次のようにとり行なわれる。十六日午後田楽【でんがく】・願主【がんしゆ】・流鏑馬【やぶさめ】一行の宵宮詣、田楽奉奏などがあり、若宮で神迎えの儀の後、道楽を奏しながらお旅所への渡御がある。十七日の午後、興福寺からの行列が影向【ようごう】の松の下に通りかかると、細男【せいのう】・田楽・猿楽などの芸能を勤める各組がそれぞれの芸能を松に対して奉るという松の下の渡りがある。また、夕刻から夜更けまで神前芝舞台で、東遊び、田楽、細男、舞楽、猿楽、倭舞【やまとまい】などが次々と演じられる。さらに明けて十八日になると、金春【こんばる】一座による後宴の能がある。
日本の芸能史を解明する内容を含んだ極めて多彩な芸能行事であり、非常に重要な価値を有している。
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
解説文
春日大社の攝社である春日若宮社の例祭に奉納される各種の芸能である。 この奉納芸能は、日本の芸能の源流をさまざまに示すものであり、およそ次のようにとり行なわれる。十六日午後田楽【でんがく】・願主【がんしゆ】・流鏑馬【やぶさめ】一行の宵宮詣、田楽奉奏などがあり、若宮で神迎えの儀の後、道楽を奏しながらお旅所への渡御がある。十七日の午後、興福寺からの行列が影向【ようごう】の松の下に通りかかると、細男【せいのう】・田楽・猿楽などの芸能を勤める各組がそれぞれの芸能を松に対して奉るという松の下の渡りがある。また、夕刻から夜更けまで神前芝舞台で、東遊び、田楽、細男、舞楽、猿楽、倭舞【やまとまい】などが次々と演じられる。さらに明けて十八日になると、金春【こんばる】一座による後宴の能がある。 日本の芸能史を解明する内容を含んだ極めて多彩な芸能行事であり、非常に重要な価値を有している。