重要無形民俗文化財
 主情報
名称 山北のお峰入り
ふりがな やまきたのおみねいり
山北のお峰入り
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種別1 民俗芸能
種別2 風流
その他参考となるべき事項 ※本件は令和4年11月30日に「風流踊」の一つとしてユネスコ無形文化遺産代表一覧表に記載されている。
指定証書番号 1
指定年月日 1981.01.21(昭和56.01.21)
追加年月日
指定基準1
指定基準2
指定基準3
所在都道府県、地域 神奈川県
所在地
保護団体名 お峯入り保存会
山北のお峰入り
写真一覧
解説文:
 この「お峰入り」の発祥については祥かでなく、その歴史はかなり古いものと思われるが、「大神宮御祭礼帳」文久三年(一八六三)の確かな記録が残っている。
 お峰入りという名称は、一般には修験道の入峰修行を意味するものであり、この地の「お峰入り」は、これと同じものではないが、かつては皆瀬川地区は山岳修行の行場の一つであり、現在お峰入りに参加している人々もその道統の人達である。特に「お峰入り」の中の「修行踊」は山伏修行の印象をよく表現している。
 この踊りは、皆瀬川の各地区の人々が分担し行ない、構成人員は八十一人、役は二十九種ある。地域の人々は現在は共和小学校に集合し、校庭で全歌舞を演じてから神明社にお練りし、社前で再度演じる。お練りの途中竜集山を仰ぐ所に集まるといっせいに万燈を振る。歌舞は「みそぎ」「満月の歌」「棒踊り」「鹿枝【かしえ】踊り」「棒踊り」「修行踊り」「歌の山」「四節踊り」「五色踊り」「棒踊り」の十種が伝承されている。この「お峰入り」は、大規模な風流芸能の一つで、地方的特色の顕著なものである。
関連情報
    (情報の有無)
  添付ファイル なし