国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要無形文化財
主情報
名称
:
河東節三味線
ふりがな
:
かとうぶししゃみせん
解説表示▶
種別1
:
芸能
種別2
:
音楽
その他参考となるべき事項
:
認定区分
:
各個認定
指定年月日
:
2009.09.02(平成21.09.02)
指定基準1
:
指定基準2
:
指定基準3
:
地域
:
解説文:
河東節は,三味線音楽の一種で,十寸見河東【ますみかとう】(江戸太夫河東)が享保2(1717)年に江戸で語り始めた。歌舞伎音楽として劇場で語られたが,後に座敷での音楽として広まった。明治以降は古風な三味線音楽として,一中節【いっちゅうぶし】,宮薗節【みやぞのぶし】,荻江節【おぎえぶし】とあわせて古曲と総称され,ともに,その伝承がはかられて現在に至っている。
河東節は,京の一中節,大坂の義太夫節に対して江戸を代表するもので,その特色は江戸風の渋味と温雅さ,格調の高さにあるとされる。河東節三味線は,語り手の浄瑠璃とともに比較的単純な演奏のなかに,その特色である渋味や温雅さを格調高く表現するものであり,芸術上特に価値が高く,また芸能史的にも重要な位置を占める。
関連情報
(情報の有無)
保持者情報(保持者/芸名・雅号)
なし
団体情報
なし
添付ファイル
なし
解説文
河東節は,三味線音楽の一種で,十寸見河東【ますみかとう】(江戸太夫河東)が享保2(1717)年に江戸で語り始めた。歌舞伎音楽として劇場で語られたが,後に座敷での音楽として広まった。明治以降は古風な三味線音楽として,一中節【いっちゅうぶし】,宮薗節【みやぞのぶし】,荻江節【おぎえぶし】とあわせて古曲と総称され,ともに,その伝承がはかられて現在に至っている。 河東節は,京の一中節,大坂の義太夫節に対して江戸を代表するもので,その特色は江戸風の渋味と温雅さ,格調の高さにあるとされる。河東節三味線は,語り手の浄瑠璃とともに比較的単純な演奏のなかに,その特色である渋味や温雅さを格調高く表現するものであり,芸術上特に価値が高く,また芸能史的にも重要な位置を占める。