重要無形文化財
 主情報
名称 蒟醤
ふりがな きんま
蒟醤<きんま>
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種別1 工芸技術
種別2 漆芸
その他参考となるべき事項
認定区分 各個認定
指定年月日 1985.04.13(昭和60.04.13)
指定基準1
指定基準2
指定基準3
地域
蒟醤<きんま>
写真一覧
解説文:
蒟醤は、漆芸の加飾【かしよく】(装飾)技法の一つである。漆の塗面に剣【けん】という特殊な彫刻刀で文様を彫り、その凹みに色漆【いろうるし】を埋めて研ぎ出し、磨き仕上げるもので、線刻の美しさが発揮される。中国の古代漆器の線刻技法が東南アジアに伝播し、タイ・ミャンマーの漆器の加飾技法として定着したものとみられる。
 わが国では、江戸末期に讃岐国【さぬきのくに】で活躍した漆芸家・玉楮象谷【たまかじぞうこく】が蒟醤技法を積極的に活用したので、以後、高松には伝承者が多く、名匠が生まれている。
関連情報
    (情報の有無)
  保持者情報(保持者/芸名・雅号)
  団体情報 なし
  添付ファイル なし