選定保存技術
 主情報
名称 金具鍛冶
ふりがな かなぐかじ
解説表示▶
種別(有形、無形、有形・無形) 有形
その他参考となるべき事項
認定区分 個人
選定年月日 2002.07.08(平成14.07.08)
選定基準1
選定基準2
選定基準3

解説文:
 金具鍛冶技術は、文化財建造物に使用されている鍛鉄【たんてつ】製金具を製作する技術であり、製品としては構造用金具と装飾用金具がある。構造用金具とは和釘【わくぎ】や鎹【かすがい】などを指し、その微妙な角度や曲線の形状により金具としての効き具合が異なる。また装飾用金具とは釘隠金具や八双【はっそう】金具のように鍛鉄に鏨【たがね】による彫刻や金箔押しなどを施した上で建物の随所に取り付ける金具のことで、その意匠は精緻で繊細なものが多い。いずれの場合も、建物の年代や地域により技法が異なり多彩であるため、それらを復原的に製作し、かつ必要な機能を満たすためには、豊富な知識と高度な熟練を要する。
関連情報
    (情報の有無)
  保持者情報(保持者/芸名・雅号)
  保持団体(関係技芸者の団体) なし
  添付ファイル なし