選定保存技術
 主情報
名称 文化財石垣保存技術
ふりがな ぶんかざいいしがきほぞんぎじゅつ
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種別(有形、無形、有形・無形) 有形
その他参考となるべき事項
認定区分 団体
選定年月日 2009.09.02(平成21.09.02)
選定基準1
選定基準2
選定基準3

解説文:
文化財石垣保存技術は,史跡等に指定された城跡等の石垣・石積遺構を解体・修理等を行う技術である。正確な修理等を実施するためには,石垣の状態を正確に把握するとともに,解体の範囲を的確に特定し,解体から積直しに至る過程を周到に組み立てることが必要である。さらに,取替を要する石材の調達・切り出し・仕上げ等の各工程に,極めて細かい神経を要するのみならず,高度な技術及び豊富な経験が必要とされる。
 史跡等に指定された城跡等の石垣・石積遺構の保存技術は,当該史跡等の本質的価値を次世代へと確実に継承していく上で重要な技術であり,精度の高い修理等を行う上で伝統的な技術錬磨が不可欠である。また,今は使われなくなった伝統的な石垣保存技術を研究し,再興することも重要である。
 以上のように,文化財石垣保存技術は史跡等に指定された城跡等の石垣・石積遺構の修理等に欠くことのできない技術であるため,保存と伝承を図る必要がある。
関連情報
    (情報の有無)
  保持者情報(保持者/芸名・雅号) なし
  保持団体(関係技芸者の団体)
  添付ファイル なし