国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
選定保存技術
主情報
名称
:
屋根瓦製作(鬼師)
ふりがな
:
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種別(有形、無形、有形・無形)
:
有形
その他参考となるべき事項
:
認定区分
:
個人
選定年月日
:
1988.04.26(昭和63.04.26)
選定基準1
:
選定基準2
:
選定基準3
:
解説文:
わが国の伝統的な建造物の軒先や棟には役瓦(または道具瓦)と称される唐草瓦、鬼瓦、鯱等が飾られ、日本の風土が醸し出した伝統の美しさを見せている。これらの役瓦の形状、文様はそれぞれの時代様式や地域性を反映しているもので文化財としての価値判断の大きな要素であり、建造物の時代判定の重要な基準の一つとなるものである。
一般的な建築物に使用される瓦の製作が近代的な機械生産によって画一化される現在にあって、役瓦の製作は一貫して手工業として行われるもので、長い経験と建築に関する歴史的な知識とともに優れた表現能力が要求される。
役瓦の製作者は「鬼師」と称され、他の瓦製作者と区分されており、一般的な建築物における役瓦の需要が少なくなった現在、その数はしだいに減少しつつある。
関連情報
(情報の有無)
保持者情報(保持者/芸名・雅号)
なし
保持団体(関係技芸者の団体)
なし
添付ファイル
なし
解説文
わが国の伝統的な建造物の軒先や棟には役瓦(または道具瓦)と称される唐草瓦、鬼瓦、鯱等が飾られ、日本の風土が醸し出した伝統の美しさを見せている。これらの役瓦の形状、文様はそれぞれの時代様式や地域性を反映しているもので文化財としての価値判断の大きな要素であり、建造物の時代判定の重要な基準の一つとなるものである。 一般的な建築物に使用される瓦の製作が近代的な機械生産によって画一化される現在にあって、役瓦の製作は一貫して手工業として行われるもので、長い経験と建築に関する歴史的な知識とともに優れた表現能力が要求される。 役瓦の製作者は「鬼師」と称され、他の瓦製作者と区分されており、一般的な建築物における役瓦の需要が少なくなった現在、その数はしだいに減少しつつある。