国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
チャグチャグ馬コ
ふりがな
:
ちゃぐちゃぐうまこ
チャグチャグ馬コ
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
公開日:毎年6月15日(※選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
記録:『「チャグチャグ馬コ」調査報告書』(盛岡市教育委員会・昭和56年)
『「チャグチャグ馬コ」調査報告書』(盛岡市教育委員会・平成3年)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1978.01.31(昭和53.01.31)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
岩手県
所在地
:
保護団体名
:
チャグチャグ馬コ保存会,チャグチャグ馬コ振興協賛会,チャグチャグ馬コ同好会
チャグチャグ馬コ
解説文:
詳細解説
この行事は、馬の保護神である蒼前様へ、自家の飼育馬を美しく着飾って参詣するもので、五月節供に行われるものである。馬の名の入った絵馬を奉納したり、社前で絵馬を買って帰る作法には、飼育馬に対するいたわりの心情が発露されている。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
写真一覧
チャグチャグ馬コ
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チャグチャグ馬コ
解説文
この行事は、馬の保護神である蒼前様へ、自家の飼育馬を美しく着飾って参詣するもので、五月節供に行われるものである。馬の名の入った絵馬を奉納したり、社前で絵馬を買って帰る作法には、飼育馬に対するいたわりの心情が発露されている。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
チャグチャグ馬コは、馬の保護神とされている蒼前様へ、自家の飼育馬を美しく着装させて参詣の朝駆けを競う作法で、旧暦5月5日の節供に行われるものである、今日のように、行列をなして行進するようになったのは、江戸末期以後といわれており、馬の名の入った絵馬を奉納したり、社前で絵馬を買って馬の腰につけて帰る作法等には、飼育馬に対するいたわりの心情が発露されているといえる。 この行事は、五月節供おける馬の休日、および馬の無事を祈願する行事の典型例の1つとして注目されるものである。しかし今日、農耕用や運搬用の牛馬が少なくなり、この種の行事も全国的に消滅傾向にあることから、早急に記録を作成する必要がある。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)