国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
小河内の鹿島踊
ふりがな
:
おごうちのかしまおどり
解説表示▶
種別1
:
民俗芸能
種別2
:
風流
その他参考となるべき事項
:
選択番号
:
1
選択年月日
:
1970.06.08(昭和45.06.08)
追加年月日
:
選択基準1
:
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
東京都
所在地
:
保護団体名
:
鹿島踊愛好会
解説文:
鹿島踊の名は、この芸能の最初に舞われる「三番叟」の歌詞〓鹿島大明神は―から出たともいわれ、「三番叟」は必ず番組の最初に舞われ、最後は「三拍子」で収めるのが定式となっている。演目には、「毬踊」「月は八幡」「こきりこ」「浜ヶ崎」「さんころりん」「小倉」「かくこう」「桜川」「念仏」を加えて十一曲が伝承されている。
踊は、すべて女装姿の青年によって踊られ、囃子は、笛、太鼓(もとは鼓と三味線があったともいう)が下【した】方をつとめる。
近世初頭の風流の小歌踊りの系脈を伝えているものであり、その踊り振りには初期歌舞伎踊の遺風が認められるなど、芸能史的に貴重な芸能であるということができる。
もとは、西多摩郡小河内村で伝えられていたが、この地がダムで水没したため、移転した人々によって保存会が作られ、伝承されてきている。
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
解説文
鹿島踊の名は、この芸能の最初に舞われる「三番叟」の歌詞〓鹿島大明神は―から出たともいわれ、「三番叟」は必ず番組の最初に舞われ、最後は「三拍子」で収めるのが定式となっている。演目には、「毬踊」「月は八幡」「こきりこ」「浜ヶ崎」「さんころりん」「小倉」「かくこう」「桜川」「念仏」を加えて十一曲が伝承されている。 踊は、すべて女装姿の青年によって踊られ、囃子は、笛、太鼓(もとは鼓と三味線があったともいう)が下【した】方をつとめる。 近世初頭の風流の小歌踊りの系脈を伝えているものであり、その踊り振りには初期歌舞伎踊の遺風が認められるなど、芸能史的に貴重な芸能であるということができる。 もとは、西多摩郡小河内村で伝えられていたが、この地がダムで水没したため、移転した人々によって保存会が作られ、伝承されてきている。