国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
武蔵府中の太鼓講の習俗
ふりがな
:
むさしふちゅうのたいここうのしゅうぞく
武蔵府中の太鼓講の習俗
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
公開日:毎年5月5・6日(※選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
記録:『大国魂神社の太鼓とそれをめぐる習俗―武蔵府中・暗闇祭と町方と講中ーⅠ・Ⅱ』
(府中市教育委員会・昭和57年3月31日・昭和58年3月31日)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1979.12.07(昭和54.12.07)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
東京都
所在地
:
保護団体名
:
大国魂神社太鼓講中
武蔵府中の太鼓講の習俗
解説文:
詳細解説
この行事は武蔵総社と称される大国魂神社の5月5日の例大祭で行われるもので、闇夜祭ともいわれる。神輿を担ぐ神輿講中、大太鼓を曳行する太鼓講中が組織され、特に太鼓講中は広い地域の人びとにより構成されており、その大太鼓の曳行は圧巻である。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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武蔵府中の太鼓講の習俗
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武蔵府中の太鼓講の習俗
解説文
この行事は武蔵総社と称される大国魂神社の5月5日の例大祭で行われるもので、闇夜祭ともいわれる。神輿を担ぐ神輿講中、大太鼓を曳行する太鼓講中が組織され、特に太鼓講中は広い地域の人びとにより構成されており、その大太鼓の曳行は圧巻である。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
府中市にある大国魂神社は武蔵総社と称され、古来より広範囲から崇敬を集めている。この神社の5月5日の例大祭は、闇夜祭【くらやみまつり】ともいわれ、野口の仮屋の行事など古い行事が行われることで注目されているが、祭りの中心は神輿と大太鼓が練る神幸式である。 この祭りでは、神輿を担ぐための神輿講中、大太鼓を曳行するための太鼓講中がそれぞれ組織されている。特に太鼓講中は御先払い、本社・一之宮、二之宮、三之宮、五・六之宮、四之宮・御霊宮にそれぞれ所属する6つの大太鼓(胴径1.6㍍にもおよぶ)を維持管理して曳行するための組織で、そのメンバーの範囲も埼玉県や神奈川県の一部にまで及ぶなど、広い地域にわたっている。太鼓講中による大太鼓の曳行は、この祭りの圧巻となっている。 この行事は、講による祭礼集団の組織化という点から特に注目されるものであり、祭礼行事の典型例の1つとして記録を作成する必要がある。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)