記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
 主情報
名称 手結のつんつく踊
ふりがな ていのつんつくおどり
解説表示▶
種別1 民俗芸能
種別2 風流
その他参考となるべき事項
選択番号 1
選択年月日 1975.12.08(昭和50.12.08)
追加年月日
選択基準1
選択基準2
選択基準3
所在都道府県、地域 高知県
所在地
保護団体名 つんつく踊保存会

解説文:
 高知県香美郡夜須町手結の手結岬竜神社は旧暦九月二十六日、夜須八幡宮は同三十日に祭礼が行なわれるが、この祭礼の時に踊られるのがこの踊である。神前に莚を敷いてそこで踊る。
 烏帽子に直垂、白一色の袴で扇を手にした十二人の踊手が円陣になり、古雅な歌に合わせて踊る。囃子は鉦鼓、太鼓である。
 この踊は、古くは多くの曲を伝えており、古記録によると、小踊唱歌十七番と神踊歌三十一番、計四十八番の歌詞があったのであるが、現在は「玉章」「遠走り」「きみ代の踊り」「あや踊」「若き姫たちの踊」の五番だけが踊られている。
 踊の曲目は少なくなっているが、古風な風流踊の優雅さを今に残している芸能であり、芸能史的に意義がある。
関連情報
    (情報の有無)
  添付ファイル なし