記録作成等の措置を講ずべき無形文化財
 主情報
名称 清帳紙
ふりがな せいちょうし
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種別1 工芸技術
種別2 手漉和紙(てすきわし)
その他参考となるべき事項
指名区分
選択年月日 1977.06.01(昭和52.06.01)
選択基準1
選択基準2
選択基準3
地域

解説文:
 清張紙は、地元の良質の土佐楮【とさこうぞ】を原料とし、石灰【せつかい】を用いて、蒸しと煮るのを併用した独得の煮熟方法、竹で編んだ棚(さな)を使った入念な水晒しと自然漂白、手打ちによる叩解、天日乾燥等伝統的で入念な製法がよく守られて、強靱であるとともにふっくらとした独自の美しい紙肌を有している。かつて大福帳などに用いられ、火災の際、井戸の水中に投じておいて、数日後取り出しても墨書きの字が消えず、明瞭に読みとれるほど丈夫なところから、土佐の清張紙は関西地方で重宝された。
関連情報
    (情報の有無)
  保持者情報(保持者/芸名・雅号)
  団体情報 なし
  添付ファイル なし