国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
大谷・定古墳群
ふりがな
:
おおや・さだこふんぐん
大谷1号墳(整備後)
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
古代
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
34
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
2008.03.28(平成20.03.28)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
岡山県
所在地(市区町村)
:
真庭市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
大谷1号墳(整備後)
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
大谷1号墳(整備後)
定5号墳
写真一覧
大谷1号墳(整備後)
写真一覧
定5号墳
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詳細解説
大谷・定古墳群は、岡山県北部、吉備高原に囲まれた盆地を流れる中津井川流域に築かれた古墳群である。大谷1号墳は7世紀後半に築造された方墳で、前面の方形壇まで含めると一辺約22mである。定北古墳は7世紀中頃に築造された一辺約25mの方墳である。定東塚古墳と定西塚古墳は、隣接した位置に7世紀前半から中頃に相次いで築造された方墳で、いずれも一辺15mから25m程度である。定4号墳は7世紀末から8世紀初頭の築造と推定され、定5号墳は7世紀後半に築造された、やや小規模な方墳である。 大谷・定古墳群は外護列石をもつ段構造の方墳という共通した造墓技術の変遷を限られた地域内でたどることができる稀な例である。定4・5号墳を除く4基は、吉備地域を代表する累代の首長墓であり、7世紀代の代表的な首長墓群で、これだけ継続的に築造される例は西日本では極めて珍しい。岡山県内の古墳時代後期の大型首長墓はいずれも南部に位置するが、7世紀前半以降はそれと入れ替わり、北部のこの地で大型首長墓が継続的に築かれており、吉備地域全体が関わる変動を窺わせるとともに、西日本の7世紀代の歴史を考えるうえで重要である。